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北海道遺産シリーズ 11 旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群
国道273号沿いに連なる34の高架橋は、廃止された旧国鉄士幌線の名残り。
大小のアーチは、古代ローマの水道橋のようです。
中でもタウシュベツ川橋梁は、1月に糠平湖から姿を現し6月から徐々に水没するので、幻の橋と呼ばれています。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 平成15年12月14日掲載
北海道遺産シリーズ 10 ピアソン記念館
ピアソン記念館は、アメリカ人宣教師ピアソン夫妻の私邸として建築されました。
北海道で35年を過ごし、開拓者とともに生きたピアソン宣教師。
伝道のほかに廃娼運動や慈善活動も行い、北見に忍耐と勇気と愛の火を灯し続けました。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 平成15年11月9日掲載
北海道遺産シリーズ 9 空知地域に残る炭鉱関連施設群
かつて100の炭鉱と83万の人口を誇った空知地域。
平成7年に最後の炭鉱が閉山、炭鉱の灯は消えました。
失われゆく炭鉱の記憶を、懸命に生きた人々の息遣いを伝えるため、地域ではツアーガイドや炭鉱史の学習会などの活動を行っています。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 平成15年10月12日掲載
北海道遺産シリーズ 8 根釧台地の格子状防風林
中標津町・別海町・標津町・標茶町にまたがり、総延長約648kmに及ぶ根釧台地の格子状防風林。
北海道の開拓の歴史を支えた林帯は、今、新たな活用の道へ。
トレッキングや林業体験など、自然に触れる空間に活かされています。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 平成15年9月14日掲載
北海道遺産シリーズ 7 路面電車
近代化が進む大正2年、函館の馬車鉄道は、北海道初の路面電車となりました。
札幌の路面電車も、大正7年に博覧会に合わせて開通。
歴史を生きてきた路面電車は、市民の生活に根付き、まちのシンボルとして今日も走り続けます。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 平成15年8月17日掲載
北海道遺産シリーズ 6 姥神大神宮渡御祭
北海道でも最も古い祭りのひとつ、姥神大神宮渡御祭。
その起源は350年前、ニシンの豊漁を神様に感謝した儀式から。
祭りは8月9,10,11の3日間。
御輿と13台の山車が練り歩き、江差は囃子と太鼓と人々の熱気で沸き返ります。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 平成15年7月13日掲載
北海道遺産シリーズ 5 螺湾ブキ
全国の市町村で一番の面積を誇る足寄町。
この地には日本一大きいフキ、螺湾ブキが群生しています。
6月下旬から成長し、夏には高さ2~3メートルに。
地元では、観光資源や健康食品に螺湾ブキを活用した町おこし行っています。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 平成15年6月8日掲載
北海道遺産シリーズ 4 霧多布湿原
日本3位の面積を誇り、ラムサール条約にも登録された霧多布湿原。
春から夏にかけてしばしば深い霧に閉ざされるため、露に潤されて多くの花が咲きます。
5月に春を告げるのはイソツツジ。
7月にはエゾカンソウが湿原を染めます。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 平成15年5月11日掲載
北海道遺産シリーズ 3 函館山と砲台跡
夜景で世界的に有名な函館山。
太平洋戦争終結まで要塞として立入禁止になっていたため、今も豊かな自然が残っています。
函館市では、歴史的価値を持つ要塞遺構と良好な自然環境を守るため、多様な取り組みを展開しています。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 平成15年4月13日掲載
北海道遺産シリーズ 2 留萌のニシン街道
北海道の「春告魚」であったニシン。
早春の留萌沿岸は、見果てぬ夢を追う雇い漁夫で賑わいました。
彼らが寝泊りしたのは番屋と呼ばれる漁家建築。
佐賀番屋、旧花田屋番屋、岡田屋には、繁栄を伝える面影が残されています。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 平成15年3月16日掲載