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北海道 地域の魅力122 森地熱発電所
地球内部の1000℃前後のマグマ熱を活用した森地熱発電所。
ここは太古の火山噴火によって形成されたカルデラ、濁川盆地に位置する世界的に類を見ない発電所です。
周辺には江戸時代に温泉が発見された湯治場もあります。泉質が異なる四つの温泉は、効能が高く、小さいながらも一軒、一軒情緒あふれる温泉宿が並びます。
地球から湧き上がるエネルギーに身をゆだねる温泉のはしごも、この冬おすすめです。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年12月12日掲載
北海道 地域の魅力121 剣淵オリジナル野菜ジュース
北海道 地域の魅力121 剣淵オリジナル野菜ジュース
「絵本の里けんぶち」という名で知られる剣淵町は、絵本のような四季の彩と素朴な民家の雰囲気を持つ純農村。
採れたて野菜を軽トラックに乗せ市町村を回るなど、様々な形で食卓と繋がる取り組みを一年中行っています。
冬でも新鮮な野菜を届ける工夫が、ジュース加工。トマトジュースは濃厚で、まるで生のトマトのような味わいです。
本来の酸味を生かすため、余計な添加物は加えません。隠し味は、飲む人の健康を想う真心。やさしさが詰まった手作りジュースです。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年11月14日掲載
北海道 地域の魅力120 福原山荘
北海道 地域の魅力120 福原山荘
紅葉の名所、鹿追町の福原山荘は、毎年1ヵ月間のみ特別に一般公開されます。
今年は9月18日から10月17日まで。
平坦な道が続く散策路沿いには、しっかりと手入れされた池や滝などの庭園が広がっています。
鏡のような池の水面に艶やかに映った、紅葉の美しさは圧巻。
運が良ければ散策中に野鳥やエゾシマリスい会えることも。
時間を忘れてゆったりのんびりと紅葉狩りを楽しめる癒しのスポットです。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年10月10日掲載
北海道 地域の魅力119 鍛高シソ畑
北海道 地域の魅力119 鍛高シソ畑
白糠町では、町をあげてシソの栽培に取り組んでいます。実は、あの有名な焼酎「鍛高譚」の原料となるシソはすべて、鍛高山の近くで収穫されたもの。
9月の収穫直前には、風に乗ってシソが爽やかに香り、広大な敷地の一面は赤紫色に染まります。
奥にそびえ立つ、鍛高山の新緑と、よく晴れた日の澄んだ青空との3色の鮮やかなコントラストは圧巻です。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年09月12日掲載
北海道 地域の魅力118 スウィーティー・アマン
足寄町では、夏の冷涼な気候と温泉の地熱を生かし、通年で美味しいイチゴを生産しています。
真っ赤に色づく甘いイチゴは、「スウィーティー・アマン」というロマンティックな品種名。
果心まで赤く断面も美しいため、フルーツパーラーや製菓店でも重宝されています。
中まで真っ白な「天使のいちご」も、この町の名産品。
ギフトボックスに詰められたきれいな紅白のイチゴは、縁起の良い贈り物として、全国に出荷されています。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年08月08日掲載
北海道 地域の魅力117 ヒカリゴケ
北海道指定天然記念物の植物、ヒカリゴケ。
羅臼町の市街地のはずれにあるマッカウス洞窟内に自生し、夏季にエメラルドグリーンの光を放つ姿は、とても幻想的。現在は落石の危険性により洞窟内は立ち入り禁止となっており、実際にその姿を見ることはできません。
人目から隠れた薄暗い場所で、ひっそりと美しく輝くヒカリゴケは、まるで秘密のお宝のようですね。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年07月11日掲載
北海道 地域の魅力116 大森ガーデン
広尾町には、花苗育成家の大森さんが愛情を注ぎつくりあげている、大森ガーデンがあります。
約34ヘクタールもの広い敷地内には、千種類を超える宿根草が鮮やかに咲き誇り、優しくも力強い生命感が広がっています。
門をくぐればゆったりとした時間が流れ、まるで絵本の世界のよう。人々を幸せにするガーデンに、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年06月13日掲載
北海道 地域の魅力115 芝ざくらソフトクリーム
芝ざくら滝上公園の丘一面の芝ざくらは、5月に見頃を迎えます。たった一つのみかん箱ほどしかなかった苗は、半世紀で約10ヘクタールにも広がり日本最大規模の絶景に。
街を包む甘い香りは、ソフトクリームでも楽しめます。
ご当地名物の「芝ざくらソフトクリーム」は、淡いピンク色。口にふわりと広がる甘さは、期間限定の春の味です。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年05月09日掲載
北海道 地域の魅力114 静狩海岸の鳴き砂
踏み締めるとキュッと音がするのは、粒の揃った美しい砂である証。鳴き砂はかつて日本の海岸の多くで見られましたが、海砂汚染や海岸開発により減少してしまいました。
現在では全国約30カ所でしか見られない貴重な砂粒。私たち一人ひとりが環境にやさしい暮らしを心がけ、かけがえのない美しい自然を未来に残したいですね。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年04月11日掲載
北海道 地域の魅力113 日本最北の手延べ麺の里
道内有数の小麦生産量を誇る下川町は、上質な小麦を原料とした手延べうどんが名産です。
ヨリをかけながら引き延ばす工程を何度も繰り返して麺を作る、手作業にこだわった丹念な製法を続けて50年。
下川町の地産地消文化、手延べ麺の伝統は、今後も途切れることなく継承されることでしょう。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年03月14日掲載