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トピックス

2011.07.10

北海道遺産 こぼれ話 49 中世のロマンを一望する

北海道遺産 こぼれ話 49 中世のロマンを一望する

上ノ国町の夷王山(いおうざん)に登ると、かつて日本海交易の出船入船でにぎわいをみせた天ノ川河口や大潤、奥尻島や大島が浮かぶ日本海が一望できます。
山腹には後の松前氏の祖である武田信広が15世紀に築いた山城「勝山館」跡が広がり訪れた人々は歴史のロマンをかきたてられます。

 

元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2011年7月10日掲載

2011.06.12

北海道遺産 こぼれ話 48 日本離れした風景

北海道遺産 こぼれ話 48 日本離れした風景

宗谷丘陸の特徴的な地形は、氷河期の寒冷な気候のもと、地盤の凍結と融解の繰り返しによって形成されたといわれています。
丘陸上の道路をたどると穏やかな緑の起伏が果てしなく広がり、上空からは、谷が樹枝上に伸びる美しい地形を眺めることができます。
訪れた人々は、壮大な景観に強い印象を与えられるでしょう。

 

元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2011年6月12日掲載

2011.05.08

北海道遺産 こぼれ話 47 米どころを支えてきたもう一つの「川」

北海道遺産 こぼれ話 47 米どころを支えてきたもう一つの「川」

北海幹線用水路は、赤平市の空知川にある頭首工から最下流の南幌町まで、総延長約80キロメートルにも及ぶ国内最長の農業用水路で、その受益面積は約2万6千ヘクタールにも達します。
昭和初期に建設されて以来80年以上の間、北海道を代表する米どころ・空知平野の豊かな実りを支えてきました。

 

元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2011年5月8日掲載

2011.04.10

北海道遺産 こぼれ話 46 ふるさと納税で貴重な遺産を未来へ

北海道遺産 こぼれ話 46 ふるさと納税で貴重な遺産を未来へ

全国屈指の桜の名所として知られる松前町。
江戸時代に日本で最後に構築された福山(松前)城は北海道で唯一の日本式城郭です。
松前町では、「ふるさと納税」の仕組みを利用して、城郭の復元や老朽化した天守閣のリニューアルなどのための寄付を全国から募集、ふるさとを思う気持ちが貴重な遺産を次の世代へ伝えます。

 

元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2011年4月10日掲載

2011.03.13

北海道遺産 こぼれ話 45 市民に愛されてきた鐘の音

北海道遺産 こぼれ話 45 市民に愛されてきた鐘の音

明治時代、北海道の開拓に当たった開拓使。
札幌には開拓史の事業を語る建築物が多く残されています。
札幌市時計台は明治11年、札幌農学校の演舞場として建てられました。
時計が設置されたのは3年後の明治14年のこと
時計台の鐘の音は1世紀以上経った今も変わらず札幌の人々に愛されています。

 

元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2011年3月13日掲載

2011.02.13

北海道遺産 こぼれ話 44 廃線跡を走るトロッコ

北海道遺産 こぼれ話 44 廃線跡を走るトロッコ

昭和初期に十勝内陸の森林資源の運搬を目的に建設された旧国鉄士幌線。
廃線後、地元住民を中心として活動で大小60のアーチ橋の保存が実現しました。
地元のNPO「ひがし大雪アーチ橋友の会」では、平成20年より廃線跡を使ってトロッコ列車を毎年夏季に運行。
訪れた子どもたちの人気を集めています。

 

元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2011年2月13日掲載

2011.01.09

北海道遺産 こぼれ話 43 1世紀以上つづく「産業のまち」

北海道遺産 こぼれ話 43 1世紀以上つづく「産業のまち」

明治期から「産業のまち」として栄えた札幌市の創成川以東。
苗穂駅周辺は、豊平川の豊かな伏流水や貨物輸送の利便性から多くの工場が集積し、その職員やOBが住み、めざましく発展しました。
今もレンガや札幌軟石造りの工場や倉庫が稼動し、貴重な記念館群も往時の面影を伝えています。

 

元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2011年1月9日掲載

2010.12.12

北海道遺産 こぼれ話 42 地球規模の巨大な林帯

北海道遺産 こぼれ話 42 地球規模の巨大な林帯

林帯の幅180メートル、1辺が3キロの格子が続く格子状防風林。
総面積は1万5000ヘクタールに及びます。
そのスケールは宇宙からも景観をはっきりとらえることができるほど。
毛利衛さんが乗ったスペースシャトルから送られてきた映像は知床半島の付け根に整然とした格子模様を映し出しました。

 

元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2010年12月12日掲載

2010.11.14

北海道遺産 こぼれ話 41 宗谷湾を望む最北端のモニュメント

北海道遺産 こぼれ話 41 宗谷湾を望む最北端のモニュメント

独特の景観と構造をもつ防波堤ドームは、当時北海道大学を卒業したばかりの土屋実氏の設計により昭和11年に建設されました。
古代ローマの遺跡を思わせる独特のフォルムが印象的で、港湾土木史における傑作であると同時に、旧樺太航路時代の記憶を伝える貴重な歴史遺産となっています。

 

元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2010年11月14日掲載

2010.10.10

北海道遺産 こぼれ話 40 時代と思い出を刻む橋

北海道遺産 こぼれ話 40 時代と思い出を刻む橋

旭川市を流れる石狩川に架かる橋、旭橋。
昭和7年、鋼鉄製のアーチ曲線を描く橋が、当時の最新技術をもって造られました。
80年近くを経てもなお市民の生活とともにある端正なアーチの橋は、旭川市民にとって、まちのシンボルであり、ふるさとを思う心のよりどころでもあります。

 

元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2010年10月10日掲載

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