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北海道 地域の魅力127 子どもの農山漁村体験支援
平成27年度から東京都の小学5年生を対象に「子どもの農山漁村交流事業」を行っている広尾町。
3日間のホームステイを受け入れ、家族のようなふれあいや、自然豊かな暮らし体験を通して、生きる力と「命の糧」を生産する農山漁村の価値を伝えています。
最後のお別れは、受け入れ家族と子どもがお互いに涙を流すほど。3日間の濃密さから生まれた絆は、心身をたくましく成長させます。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2022年05月08日掲載
北海道 地域の魅力126 花のまちづくり
「ガーデニングのまち」として全国的に知られる恵庭市は、一丸となり花のまちづくりを続けています。
春になると大通り、店先、民家の庭には市民が植えた花が一気に咲き揃い壮観。
鮮やかな色彩と香りがあふれ、歩くだけで幸せな気分に。
花と笑顔が咲き誇る街、恵庭。天気の良い日に訪れ歩けば、心温まる1日になること間違いなしです。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2022年04月10日掲載
北海道 地域の魅力125 放牧のまちの手作りチーズ
肥沃な大自然で牛のペースに合わせた酪農をする「放牧酪農推進のまち」足寄町。新鮮な牧草を堪能した牛のミルクはビタミン豊富で味も濃厚。
それを原料としたチーズは、まさに珠玉の一品。搾りたてを職人が腕によりをかけ熟成。2日ごとに塩水で磨く作業を3ヶ月間欠かさずに旨味を凝縮します。
だから口に入れた瞬間に香りが広がりコクが深い。足寄のチーズは自然の恵みと洗練された職人との合作なのです。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2022年03月13日掲載
北海道 地域の魅力124 受け継がれた甘納豆
1953年の開業以来、長く親しまれていた美幌の特産品、大谷甘納豆店の甘納豆。事情により2013年に60年の歴史に幕を閉じました。
同年、授産施設・ワークセンターぴぽろが「美幌の伝統を守りたい」と甘納豆づくりの継承を申し出ると、店主は承諾。直々に製造方法を学び、試作を繰り返して、その味を引き継ぎました。
絶妙な具合で美幌産のてん菜糖に漬けた豆は、しっとり食感で柔らかな甘味。大谷さんの味がまた味わえると地元で好評です。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2022年02月13日掲載
北海道 地域の魅力123 秘湯 熊の湯
羅臼川のほとりにひっそりと湧き出る熊の湯は知る人ぞ知る銘泉。知床半島の原生林に囲まれた男女別の露天風呂です。地元の有志によって管理されており、脱衣所には入浴者が守るべき「熊の湯入浴十カ条」が記されています。もともとは地元の漁師たちが海で冷え切った体を温める憩いの場でしたが、今では全国から秘湯ファンが集まります。
景色だけでなく地元の方との一期一会の出会いも楽しめる、心身共に温まる秘湯です。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2022年01月09日掲載
北海道 地域の魅力122 森地熱発電所
地球内部の1000℃前後のマグマ熱を活用した森地熱発電所。
ここは太古の火山噴火によって形成されたカルデラ、濁川盆地に位置する世界的に類を見ない発電所です。
周辺には江戸時代に温泉が発見された湯治場もあります。泉質が異なる四つの温泉は、効能が高く、小さいながらも一軒、一軒情緒あふれる温泉宿が並びます。
地球から湧き上がるエネルギーに身をゆだねる温泉のはしごも、この冬おすすめです。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年12月12日掲載
北海道 地域の魅力121 剣淵オリジナル野菜ジュース
北海道 地域の魅力121 剣淵オリジナル野菜ジュース
「絵本の里けんぶち」という名で知られる剣淵町は、絵本のような四季の彩と素朴な民家の雰囲気を持つ純農村。
採れたて野菜を軽トラックに乗せ市町村を回るなど、様々な形で食卓と繋がる取り組みを一年中行っています。
冬でも新鮮な野菜を届ける工夫が、ジュース加工。トマトジュースは濃厚で、まるで生のトマトのような味わいです。
本来の酸味を生かすため、余計な添加物は加えません。隠し味は、飲む人の健康を想う真心。やさしさが詰まった手作りジュースです。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年11月14日掲載
北海道 地域の魅力120 福原山荘
北海道 地域の魅力120 福原山荘
紅葉の名所、鹿追町の福原山荘は、毎年1ヵ月間のみ特別に一般公開されます。
今年は9月18日から10月17日まで。
平坦な道が続く散策路沿いには、しっかりと手入れされた池や滝などの庭園が広がっています。
鏡のような池の水面に艶やかに映った、紅葉の美しさは圧巻。
運が良ければ散策中に野鳥やエゾシマリスい会えることも。
時間を忘れてゆったりのんびりと紅葉狩りを楽しめる癒しのスポットです。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年10月10日掲載
北海道 地域の魅力119 鍛高シソ畑
北海道 地域の魅力119 鍛高シソ畑
白糠町では、町をあげてシソの栽培に取り組んでいます。実は、あの有名な焼酎「鍛高譚」の原料となるシソはすべて、鍛高山の近くで収穫されたもの。
9月の収穫直前には、風に乗ってシソが爽やかに香り、広大な敷地の一面は赤紫色に染まります。
奥にそびえ立つ、鍛高山の新緑と、よく晴れた日の澄んだ青空との3色の鮮やかなコントラストは圧巻です。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年09月12日掲載
北海道 地域の魅力118 スウィーティー・アマン
足寄町では、夏の冷涼な気候と温泉の地熱を生かし、通年で美味しいイチゴを生産しています。
真っ赤に色づく甘いイチゴは、「スウィーティー・アマン」というロマンティックな品種名。
果心まで赤く断面も美しいため、フルーツパーラーや製菓店でも重宝されています。
中まで真っ白な「天使のいちご」も、この町の名産品。
ギフトボックスに詰められたきれいな紅白のイチゴは、縁起の良い贈り物として、全国に出荷されています。
元気を明日へ――中道リースです。
日本経済新聞 2021年08月08日掲載